版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
ほっかいどう地酒ラベルグラフィティー 能登 亨樹(編著) - 亜璃西社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

不明

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
直接取引:なし
返品の考え方: 返品はガイドブックを除き、原則承ります。

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

ほっかいどう地酒ラベルグラフィティー (ホッカイドウジザケラベルグラフィティー) 美麗なラベルと銘酒150余年の歩み (ビレイナラベルトメイシュヒャクゴジュウヨネンノアユミ)

歴史・地理
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:亜璃西社
B5変形判
縦215mm 横167mm 厚さ10mm
重さ 400g
168ページ
並製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-906740-64-2   COPY
ISBN 13
9784906740642   COPY
ISBN 10h
4-906740-64-2   COPY
ISBN 10
4906740642   COPY
出版者記号
906740   COPY
Cコード
C0072  
0:一般 0:単行本 72:写真・工芸
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年5月10日
書店発売日
登録日
2024年3月26日
最終更新日
2024年4月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

【発酵学者・小泉武夫氏推薦!】北海道開拓の進展とともに始まった本格的な日本酒の醸造。その歴史を明治期からの美麗なビンテージ&レトロラベルで辿ります。◇Ⅰ部では、今はない幻の酒蔵が残したラベルを中心に、古き良き時代に生まれた威厳ある美しいラベルをエリア別にたっぷり紹介。◇Ⅱ部では、明治5年創業の道内最古の老舗酒蔵から、令和3年創業の新鋭酒蔵まで、北海道で酒造りに取り組む16蔵の詳細な歴史を、ラベルとともに振り返ります。◇さらに、道内酒造界の歩みを追った酒造史や北海道の酒米誕生秘話、札幌の銘酒・金富士と中川酒造、ラベル意匠の美などなど、読み物も多数掲載した日本酒ファン待望の書が誕生。今宵、レトロでアートなラベルの美しさに酔い痴れませんか?

目次

巻頭特集:レトロラベルコレクション

Ⅰ 幻の地酒ラベル
道央編/道北編/道東・道南編
 ◆北海道の酒造史――江戸期から現在まで

Ⅱ ラベルが映す北の酒蔵
◇明治期創業
日本清酒【明治5年/札幌】/小林酒造【明治11年/栗山】/国稀酒造【明治15年/増毛】/男山【明治20年/旭川】/碓氷勝三郎商店【明治20年/根室】/髙砂酒造【明治32年/旭川】/田中酒造【明治32年/小樽】/金滴酒造【明治39年/新十津川】
◇大正期創業
二世古酒造【大正5年/倶知安】/福司酒造【大正8年/釧路】/合同酒精旭川工場【大正13年/旭川】
◇平成・令和期創業
上川大雪酒造【緑丘蔵…平成29年/上川】【碧雲蔵…令和2年/帯広】【五稜乃蔵…令和3年/函館】/三千櫻酒造【令和2年移転/東川】/箱館醸蔵【令和3年/七飯】
 ◆北海道の酒米

 北海道の酒蔵(日本酒酒造所)データ

*酒ラベル 名品珍品
①鬼ころし・鬼ごろし/②干支酒/③金と銀/④写真ラベル
*北の酒コラム
①ラベル意匠の美 《石田信夫》/②札幌の銘酒「金富士」を生んだ中川酒造《和田由美》/③「北の誉御三家」年代史《能登亨樹》/④忘れられた酒票への挽歌《上ヶ島オサム》

前書きなど

 本書は大きく分けると、以下の2つのパートで構成されています。
「Ⅰ 幻の地酒ラベル」では、かつて道内各地にあった酒蔵のラベルをピックアップ。道央、道北、道東・道南の3エリアに分けて紹介しています。続く「Ⅱ ラベルが映す北の酒蔵」では、令和5(2023)年現在、道内で操業している16の酒蔵について、ラベルの変遷をたどりながら、それぞれの歩みをひもといています。
 このほかにも、日本酒のラベルが生まれた背景とその魅力に迫る「ラベル意匠の美」、北海道における酒造りの歴史を俯瞰した「北海道の酒造史」、道内で生産されている酒米についてまとめた「北海道の酒米」といった読み物も掲載しています。
 明治初期から大正、昭和初期にかけてのラベルは、ハネやハライをひげ状の細線で強調した「ひげ文字」と呼ばれる極太の筆文字で銘柄を記し、その周りに地元の名勝や縁起のいい図柄をあしらったり、受賞歴を掲示したり、蔵の伝統を謳ったりといったスタイルが定番でした。その時代の絵師や画工(今で言うイラストレーターやデザイナー)、書家、印刷工が工夫と技巧の限りを尽くして図案の完成度を高めていった結果、鑑賞に堪えうる多彩なデザインが花開きます。商品を売り込むための商業デザインであると同時に、美しいアート作品でもある酒ラベルは、コレクションアイテムにうってつけの条件を備えているのです。(「まえがき」より)

版元から一言

◇推薦の言葉――発酵学者・小泉武夫
ラベルをじっと見れば、どれもが心を躍らせる。
そこにはレトロな懐かしさがあり、サイケデリックな美的表現があり、
貫禄という名の威厳が秘められている。
そして瓶の中の銘酒が、その心を醸してくれるのだ。

著者プロフィール

能登 亨樹  (ノト ナオキ)  (編著

昭和47(1972)年、北海道釧路市生まれ。釧路湖陵高校、長崎県立大学経済学部卒。建設業界紙の記者を経て、札幌の広告代理店に所属。取材記事や広告の原稿作成を主軸に、企画・編集から販促・ウェブ運用、総合的なディレクションまで幅広く担当。平成28(2016)年に独立し、フリーのライター・編集者として活動中。本書が初の著作となる。

和田 由美  (ワダ ユミ)  (監修

昭和24(1949)年、北海道小樽市生まれ。札幌南高校、藤女子短大英文科卒。札幌初のタウン情報誌「ステージガイド札幌」編集長を経て、昭和63年に出版と編集の亜璃西社を設立。エッセイストとしても活動。『北海道 究極の食材めぐり』(JTB)、『さっぽろ喫茶店グラフィティー』(亜璃西社)など著書多数。『さっぽろ燐寸ラベルグラフィティー』(亜璃西社)では編者を務めた。

上記内容は本書刊行時のものです。